モルタル造形

モルタル造形‥‥‥モルタルを使った特殊技術です。
主に壁面にモルタルを塗りつけて、それが固まるまでの柔らかいうちにナイフで削ったり、ブラシで叩いたりして、
あたかも本物の石やレンガなどを積んだように作り上げる特殊技術。モルタルを使用した彫刻のイメージです。
基本的には完全なハンドメイドで、職人のセンスと技術によって全くオリジナルなものを作り上げます。その昔の日本の左官では擬石とか擬木と呼ばれていた分野に近いですが、
現在のモルタル造形はおもにディズニーなどのアニメやファンタジーのテーマパークや映画セットを作る際に米国から伝わってきたものです。

世界でたった一つ。オンリーワンの作品
世界の街並みから「ヨーロッパの街並みにあるような石積みのお家に見せたい」「ブルックリンのカフェみたいなレンガ積みのリビングにしたい」こんな「理想」や
通常では有り得ない「ここに大きい木をドーンと生やしたい」「テーマパークのようなファンタジーな家に住みたい」
こんな「夢」を少しでも叶えられるようお手伝い致します。参考資料 サンプル 事例写真なども色々取り揃えています。

施工フロー
下地調査 下地作り
ここが1番重要です。せっかく作り上げた「あなただけの作品」も不適合な下地に施工しては
すぐにボロボロと落ちてきたりと台無しになってしまいます。リフォームでは現状により施工方法は様々です。

下塗りベースコート
モルタルを使う以上どうしてもクラック(ひび割れ)は避けられません。
しかし少しでもクラックを抑えるようベースコート+メッシュシートで下地を作って行きます。

モルタル塗り
作りたい形により厚みが変わります。通常10mmから30mm程度盛っていきます。
大きい造形物の場合は下地からある程度仕込みをして厚みを付けていきます。

造形 カービング
前工程で塗りつけしたモルタルを削りながら形を作り上げていきます。
デザイン案 参考資料 サンプルなどでお客様と決めたデザインを忠実に作ります。

 


着色 エイジング塗装 保護塗装
作り上げた造形モルタルをここで本物に近くなるよう着色していきます。何色も使い何層にも塗り込みよりリアルにしていきます。
何十年も経過したような風合いもここで再現していきます。最後にクリヤー塗装をして完了です。